長く愛着の湧く家とは、どんな家でしょうか?
そういえば考えたことなかった…という方も多いかと思います。
使ってみないと分からないよ、と思う方もいらっしゃると思いますが、
いくつかヒントがあるかも知れません。
今回は愛着の湧く家づくりのヒントを3つご紹介します。
1.『自分たちならではの工夫』を施した家
長く愛着の湧く家。
それは「自分たちで作る、自分たちだけの家」ではないでしょうか。
家づくりの際に、ご自分の主張をあまりされない方がいますが、
それではどこにでもある家になってしまいます。
一から作る家づくりは、もちろん『世界に一つの家』には変わりありませんが、
あと少しだけ『自分たちならではの工夫』をプラスされてみてはどうでしょう。
例えば、作り付けの棚をオーダーする。本好きの方や、骨董収集などが趣味な方。
リビングや寝室に思い切って作り付けの棚をドーンと作ってみてはいかがでしょうか。
”見せる収納”でキレイに飾ってあげることで、本・骨董にも更に愛着が湧きます。
人は、好きな物に囲まれる空間にいられると、幸せな気分になれるものです。
趣味もそうですが、視覚的に癒しを感じる方には、
家の中央に中庭を作るなど、癒し空間を作るアイディアもたくさんあります。
『人とはちょっと違う、自分だけの家づくり』
ぜひ色々と想像をふくらませてみてくださいね。
2.使うほどに馴染む、無垢の木などの自然素材を使用した家
良く革製品(バッグやお財布など)が好きな方がいらっしゃいますが、
革の良さとは、使用するほどに馴染み、独特の味が出てくることのようです。
それと同じように、無垢の木などの自然素材を使用した家は、
使用するほどに色や質感に馴染みが出てきて『家族と共に成長する家』になります。
何年か経つごとに写真を見比べては「私たちが○○の時はこの色だったんだね」
「この小さい傷は○○が転んだ時のだね」という会話をしている風景が目に浮かびます。
また、無垢の木の良さは、暖かく、森林浴の匂いがしたりと、
ぬくもりを感じる”癒しの空間”を作り出せるところにもあります。
なんとなくホッとする癒しの空間、一緒に成長する空間。
愛着が湧くこと間違いなしですね。
3.一番は”愛着が湧く家とは何か”を考えることが大事
愛着の湧く家ってなんだろう?と考えてみると、
考える前とは見え方が違ってきている事に気付くと思います。
その想いを持って家づくりをすることが、実は一番大事だったりするのです。
普段、私が長く使っている物はなんだろう?長く居て居心地が良い空間ってなんだろう?
また、それはなぜだろう?と考えていると色々な気付きがあると思います。
ちなみに、私の場合は、家自体もそうですが、
愛着が湧く家=コミュニケーションができる家を想像します。
だとしたら、コミュニケーションを取りやすい家、
家族が集まりやすい空間づくりを考えて行けばいいですよね。
愛着が湧くポイントは人によって様々だと思います。
ぜひ色々な視野から考えて、愛着が湧く家づくりに挑んでみてくださいね。