女性がいちばん気になる場所・キッチン
家を新築するとなったとき、
女性の頭の中に浮かぶのは、新しいキッチンでしょう。
テレビドラマで見たあんなキッチン、
料理研究家のおうちのこんなキッチン、
憧れの台所が次々と浮かんでくるに違いありません。
でも悲しいことに、
現実はスペースとの戦いになることが多いようです。
それでも、できるだけ使いやすく思い通りのキッチンを作るには、
どうしたら良いでしょうか。
まずは今使っているキッチンに立ってみましょう
今使っているキッチンで、不便なところ、不満なところがあれば書き出します。
「シンク側に電源がなくて不便」
「人がすれ違えず、包丁を持っているときに後ろを通ると危険」
「吊り戸棚の上部はほとんど使っていない」
「食器棚が遠くて盛りつけの度に行ったり来たり無駄な動きが多い」
「分別が多くてゴミ箱だらけ」
などなど、たくさん出てくるとおもいます。
できるだけたくさんのキッチンを体験しましょう
仲の良い友人、知人や兄弟など、
キッチンを見せてくれる人にお願いして立ってみます。
そして良いと思うところを、書き出します。
使っている本人からも、良いところ、悪いところを訊いてみます。
「吊り戸棚がなくてすっきりしたカウンター。部屋が広く見える」
「ゴミ箱が収納式になっている」
「アイランド式の調理スペースはこどもがちょっと食事をするにも便利」
「たっぷりの食品庫ですっきりしている」
「シンクの高さがちょうどいい」
などなど、まずはスペースや予算を考えずに希望を書いていきます。
ここで書き出したものは、設計担当者に渡すとともに、
自分もキッチン設備のショールームなどに行くとき持っていきます。
ショールームでも様々なアドバイスを受けられる他、
実物があればかなりリアルにシュミレーションできるのです。
あとは、予算やスペースの都合と照らし合わせていくと、
ほぼ納得のキッチンができるというわけです。
女性はずっと使うキッチンです。
人任せにしたり、どうせ予算が足りないからと諦めたりせずに、
憧れのキッチンに近づけてください!!