いい土地は高い。
安くて場所が良い!と思ったら地盤が弱い、陽当りが悪い…など、
なかなか掘り出し物の土地は見付からないものです。
なぜなら、土地は限りがあるからです。
建築物のように作り出そうと思っても、
土地の開発をしない限りは自分で作り出す事は中々できないので、
どうしても相場が同じになってしまいます。
では、その中でも良い土地を探すポイントはないのか?
参考までに、ポイントを3つご紹介します。
1.ネットではなく、不動産会社に直接足を運ぶ
今ではインターネットで何でも探せる時代です。
土地情報も、インターネットで情報を入手できてしまいます。
ただ、良い土地と言うのは、皆が欲しがっているもの。
事前に「こんな土地が欲しい」と他のお客様に相談されていた場合などは、
インターネットで告知する前に売れてしまう可能性があります。
もしエリアなどが決まっている場合は、
いくつか不動産会社に直接足を運び、相談しておくといいかも知れません。
2.地域密着型の不動産会社と仲良くなる
今は地域の人間関係が薄れたと言われる時代ですが、
長くその土地で営業している不動産会社は、
地主さんと仲が良かったりと、色々な情報を持っています。
ずっと売りに出されていなかった土地が、
地主さんの事情が変わって急に売りに出されるという事は、
良くあることです。
ぜひ仲良くなって、情報を早めに得られるようにしましょう。
また、その土地の事をよく知らない営業マンからでは得られない
「ご近所問題」「地域特有の風潮」「昔は○○だった土地だから人気がない」などと言った、
様々な情報を持っている可能性もあります。
住むエリアをハッキリと決めていない場合などは、
エリア決定の参考にもなるかも知れませんね。
3.先に工務店やハウスメーカーに相談してみるのが一番の近道
条件に合う土地がないのであれば、
ある土地の中でいかに快適な住宅を建てるか、
という事を考えてくれるのが、工務店やハウスメーカーです。
例えば、日当たりが悪いと思っていた土地でも、
住宅の造り次第では、思っていたよりも採光が取れるかも知れません。
先に工務店やハウスメーカーなどに「こんな家にしたい」という希望を出して、
それに合う土地の条件を確認してから、探し始めるのも良いかと思います。
また、非常に難しいのが「土地と建物の予算配分」です。
何となくで先に土地を決定してしまっては、
実際に蓋を開けたら、建物が質素になってしまう…という事もあります。
概算でいいので、理想の住宅を造るためにはいくらかかるかという事を調べてから、
土地の予算を決定されることをオススメします。
出来れば土地探しと住宅探し、同時進行で進めて行くことが望ましいですね。