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中内工務店:新着情報2012年8月9日

ここに電源欲しかった!新築のコンセント位置と数を検討すべき5つの注意点

注文住宅を考えた時、一番気になるのは土地選びや間取りや価格です。
けれど、住んでみて改めて不便に気付くことが多いのは、スイッチやコンセントの位置です。

・扇風機を使いたいのにコンセントが遠い…
・家具の後ろになって使えないコンセントがある…
・部屋から部屋へ移動する際、廊下の電灯スイッチが遠い…
・外灯はセンサーにしておけばよかった…

そう後悔しないように、5つのポイントを見て行きましょう。

1、現在使っている電気製品をリストアップ

まずは新築の家でも使用する電化製品をリストアップしてみましょう。

洗濯機や冷蔵庫など大型のものは、
扉の向きや大きさもチェックしておいた方がベストです。

新築した家に新たに購入して設置する電化製品があるなら、
それもリストアップしておきます。

可能なら、どのくらいのサイズを買うのかも考えおくと良いでしょう。

2、どの部屋でどんな生活をするかを決める

家族は何人ですか?
家族構成によっても生活形態はさまざまですね。

間取りを確認して、
そこで誰がどんな生活をするか考えてみましょう。

まずはテレビの置く場所を決めます。
居間だけではなく、各個人の部屋なども考えて置くことが重要です。

これはご両親だけが考えるのではなく、
実際生活するお子さんたちにも意見を聞いてみます。

子供部屋にテレビは置くのか。

パソコンは?
勉強机やベッドの位置は?
電灯はどの場所に必要?

ベッドの下に隠れて使えないコンセントがあるともったいないですよね。
新築の家での生活を楽しく妄想するのがオススメです。

3、季節や未来の変化を考える

つい、建築してる季節のことばかりを考えがちですが、
季節は巡りますし、お子さんは成長します。

エアコン、こたつ、ヒーター、クーラー…
季節ごとに使う電気機器と使う場所の違います。

意外と使いやすいコンセントを、
電話やFAXの電源が全部埋めてしまっている…のはありがちです。

季節ごとの生活変化も頭に入れて、
コンセントの位置を配置しましょう。

お子さんが小さい内に家を…と考えている時、
つい今の生活を思い浮かべやすいです。

しかし、お子さんは大人と同じ生活をするようになります。
パソコンなど色々な電化製品が必要になった時、
コンセントの位置は大切ですね。

長い未来を想像して、
多いかなと思うくらいコンセントは設置しておいた方が正解です。

4、掃除を考える

見落としがちなのが掃除機を使う時のことです。

部屋の端から端まで掃除するのに、
何度もコンセントを差し直す…なんて嫌ですよね。

扉を開けてすぐの所にコンセントがあると、
子供部屋など机の下などにコンセントが入ってしまいやすい場所ではとても便利です。

掃除機を使うシーンで忘れやすいのが、車の掃除です。
ご自宅の掃除機を使って、車内掃除をする方もいるのではないですか?

そんな時、外壁にコンセントを設けたり、
駐車場に近い場所に設置すると非常に使いやすくなります。

5、電灯を点ける時と消す時を考える

電灯のスイッチ位置の不便さに気付くのは、生活を始めてすぐのことです。
まず、夜になったからといって全ての部屋の電灯を点ける人はいないでしょう。
つまり、かならず暗い部屋や廊下があるということです。

そんな時、人は移動する場所ごとの電灯を点けて歩くことになります。
その順路は各部屋によって少しづつ違いますから、
それぞれの部屋ごとに考えなければなりません。

移動した先に、次に点けたい電灯のスイッチがあるのが理想です。
これを満たした住宅はたくさんあります。
しかし、忘れやすいのは消す時なのです。

節電のため、こまめに通り過ぎた後の電灯はこまめに消したいもの。

すると、居間を出て階段を上がり、
2階の広間を通り過ぎて寝室に入る…この順路で不便に気付きます。

居間を出る時、まず廊下に出て階段の電灯をON。
居間に戻って電灯をOFF。
再び階段に出て2階へ上がって、広間を横切って寝室の電灯をON。
再び広間を横切って、階段の電灯をOFF。

寝室の扉を閉めていると、真っ暗な中を歩くことにもなります。

何度もムダな動きをしていることが分かりますね。
その為にも、点けて歩くことだけではなく、
消す時のことも考えて電灯スイッチは設置しましょう。

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